【連載5】一流選手の条件(心理的スキル) |
(1)1流選手ほど、大きな夢を持ち、その夢を達成するためのプランを立て、そのプランを実行し、夢を達成するための
(2)試合になればほとんどの選手が緊張やプレッシャーを感じます。1流選手は、自分の気持ちをコントロールし、
(3)1流選手ほど、練習や試合に対する心の準備として、イメージを活用して、より鮮明でリアルなイメージトレーニングを
(4)1流選手は、試合の大事な場面での集中力の高め方を知っています。また、練習においても集中してトレーニングを
(5)1流選手ほど、「素直だ」という話しを良く聞きます。これは、彼らが「プラス思考(ポジティブシンキング)」であるために、
(6)1流選手ほど、自分や人に対する言葉や声がけがプラス方向なのです。これが自分への良い暗示となり、
(7)1流選手ほど、試合に対する「心の準備」をしているために、より試合で勝つ可能性を高めているのです。これまでに挙げた
スポーツ心理学の研究から、1流選手と2・3流選手の違いを分析し、1流選手はなぜすごいのかを詳しく調べてみました。
そうすると面白いことがわかりました。
努力をしているのです。つまり、自分のやりたいことややるべきことを理解して毎日の練習や生活を過ごしていたのです。
このことは、自分自身で「やる気を高める」ことができていることになり、他の選手と同じ3時間の練習が、やる気のある、
目標やプランを持った「質の高い練習」になっていたのです。
緊張やプレッシャーを味方につける方法を知っていました。
していたのです。
することができるために「質の高い・中味の濃い練習」をすることができます。つまり、人よりうまくなるコツ、
人より試合でいいプレーやいい結果を出すコツを知っているわけです。
コーチや人の言うことを良く聞き、それをアドバイスにして、自分をより高めていることを意味します。
気持ちの切り替えがいうまく、それが良いプレーや結果につながります。
7つのことに対しての技能(スキル)を心理的スキルと言い、これをトレーニングする事がメンタル面強化の基本となります。
宮崎日日新聞掲載 高妻容一氏 著 |